驚異の胸囲

またアルミ缶はスチール缶に比べて強度が弱く、以前は炭酸ガスの圧力で容器を内側から張りを持たせることのできる炭酸飲料しか詰めることができませんでした。しかし、微量の液体窒素を入れながら充填すると、気化した窒素により、炭酸と同じように内側から圧力で容器に張りを持たせることができるため、炭酸飲料以外の飲み物でもアルミ缶に詰められるようになりました。

そして滞在中、泣かされっぱなしだったのはネットの遅さだ。滞在中、ホテル、レストラン、カフェなど様々なところで接続を試みたが、1MB以上の速度が出たことは1度もなく、良くて500KB程度がせいぜいで、しかもぷつぷつ切れた。動画の再生はおろか、静止画をダウンロードするのも難しく、GAME Watchを含む画像込みのWebサイトは見るのを諦めるレベルだった。聞くところによれば、7月下旬、我々がミャンマーを訪れる直前に、インターネット用の海底ケーブルが切断され、それで国中がネット速度が遅くなっているという。

 ヤンゴンのホテルやカフェでは、利用者への基本サービスとしてWiFiが無料で提供されていたが、繋がっても上記のような具合か、IPすら取れないものが多く、日本の感覚で言えばまったく使い物にならなかった。余談だが、この状況を知って「これは困ったぞ」と思った。なぜなら当時、まだChinaJoyのレポートで未掲載のものが残っており、ヤンゴンから東京へデータを送信する必要があったからだ。

 この窮状をミャンマー在住の方々にそれとなく訴えたところ、シャングリラ系列の高級ホテル「トレーダーズホテルヤンゴン」がヤンゴンでは1番速いという情報を複数から得ることができた。理由はこのホテルは、インターネット回線をタイ経由で結んでいるため、タイ水準の速度が出せるのだという。

 その情報を教えてくれた某機構ヤンゴン事務所のスタッフは、事務所のネットが遅くなるとこのホテルに足を運び、ロビーにあるレストランでコーヒーを頼み、まとまった量のデータを日本に送信しているという。去年まではコーヒー一杯で3時間、微笑みでさらに3時間粘れたが、現在ではこの情報が駐在日本人の間で知れ渡ってしまったため、キチンとした食事を頼まないと使わせてくれないという。こうした情報にも、ミャンマー経済の沸騰ぶりが感じられておもしろい。

Earth year goes by in a second

(出典: uinyan)

More Information